個積小積について

取り組みへの思い

近年世界中で問題とされている温室効果ガスによる地球温暖化は、我々スキーヤ—にとってはなくてはならない「雪」の存在に大きな影響を及ぼしています。
スイスでは今後30〜50年間で標高1500m以下のスキー場では雪の確保が難しくなり、60%のスキー場が多大な影響を受けると言われています。
そして、標高の低いスキー場が多い日本では問題はさらに深刻で、半世紀後にはスキーは身近なウインタースポーツではないかもしれないのです。
そこで、未来の子供達に「雪」を残す為にはどうしたらいいのかという事を考えた時、今を生きる私達がもっと学び、考え、行動し、発信するという事が大事だと考えました。

「個積小積」というプロジェクト名への思い

私たちは長年のアスリート生活を通じて、日々の積み重ねや小さな事の積み重ねが明日の成功に結び付くという事を学びました。
そしてそれは環境問題も共通だと考え、私達個々の小さな積み重ねがやがて大きな結果を生むようにという願いから名付けました。